屋久島日記その3

2008.01.21 Monday

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    数日前、このブログを見てくれている友人から「屋久島に行ったと話していたが、
    肝心の縄文杉の写真が無いんだけど」とのご指摘をうけました。
    この日記、三回に分けて書いていたのですが、
    忙しさにかまけて、三つ目はついつい書きそびれていました...



    さて、縄文杉です(笑)
    朝の5時頃出発して、夕方の4時頃にようやくここにたどり着きました。
    本当でしたらもっと早く行くコースもあるようですが、
    ゆっくりと自然を堪能したい方には一泊での登山をお勧めします。
    日帰りだと、縄文杉も場合によっては5−10分くらいしか眺めることが出来ないそうです。



    縄文杉の前には10年前くらいから、木の皮をはがしたりする心ない登山客がいるため、
    観覧デッキを作ったそうです。
    その策の上にはなぜだか2体の雪だるまが置いてありました。
    ついつい、杉と一緒に撮影。
    誰が作ったのかは、あとで分かりました。



    その日の宿泊場所は、縄文杉から5分くらい歩いたところにある山小屋でした。
    ブロック塀で作られている小さな小屋です。



    中は二段式になっており、最高で8人が寝袋を敷いて眠れるようになっています。
    ただ、シーズンによっては人が多くなってここに眠れない場合もあるそうです。
    そうなると、テントでの睡眠となります。
    暖かい夏場とかであれば良いのですが、9月の雨期や、12月や1月の寒い時期だとかなり悲惨です。
    この日は7人が寝泊まりしていたので、けっこう室内も暖かくて快適でした。
    ガイドさんが持ってきた屋久島の焼酎「三岳」を飲みながらほろ酔いになります。

    山小屋に到着したのが午後6時頃。
    食事をして、8時頃にはもうやること、何も無くなります。
    後はひたすら語り合うか、寝るか。
    山の夜は永ーいです。

    ふと9時くらいになった時、上段で寝ていた二人組の女性が小屋の外に突然出て行きます。
    山まで来て連れションか?と思っていたのですが、
    一時間くらい帰ってきませんでした。
    何をしていたかというと...



    屋久杉展望のデッキに、親子の雪だるまを作っていたそうです。
    丁寧に「オツカレ」のメッセージまでつけて。
    いやー、女の子は考えることが違うなあ(笑)
    私だとこんな事、思いつかないです。
    定かではないですが、この日登山に来た人達は、
    雪だるまと一緒に、縄文杉も入れての記念撮影をしていたことでしょう(^_^)



    帰り道、とても綺麗な川縁に寄り道しました。
    エメラルドグリーンというのですかね。
    透き通って、とても美し色をしていました。
    バスクリンをいれたお風呂のよう(笑)
    水もとても美味しいです。
    どおりで、この島の焼酎は美味しいはずです。



    帰り道も同じはずなのですが、
    行きがけでは余り気がつかなかった木々を沢山見かけました。
    この蜘蛛の巣のような杉もお気に入りの一つです。
    この絡み方がなんとも不気味で好きです。



    予定よりも早めに下山できたので、
    ガイドさんに近所の温泉に連れて行ってもらい、
    その帰り道に「千尋の滝」という場所にも寄りました。
    この季節はあまり滝が多きくないのですが、
    注目したのは70度くらいある岩壁に生えている杉の木。
    深さ数センチの岩の切れ目にコケが生え、
    そのコケを養分にして木が生長したそうです。
    なんという根性のある木なんだろう。

    最後まで自然のパワーに圧倒されたのでした。

    boztsutomu photo - 結婚式カメラマン

    毎回が始めて

    2008.01.19 Saturday

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      海外での結婚式を約2年、日本で結婚式写真を始めて2年になります。

      日本での最初の半年余り、ホテルでの写真事務所などでも契約カメラマンとして働いていた時をのぞき、毎回違う会場での撮影をしています。
      どちらの写真館とも契約を交わしていない私。
      逆に同じ会場に入ることの方が珍しく、2回以上撮影をしたのは都内では椿山荘、セルリアンタワー東急、レストラン・ルーク、 リーガロイヤルホテル東京、目黒雅叙園くらいです。
      年間50件以上の結婚式を撮影する私にとっては、少ない方ですよね。

      さて、時々初めての会場へ撮影に向かうことに関し、問題が出てきます。
      よくお聞きするのが、
      「慣れていないカメラマンだと良い写真が撮れませんよ」という話です。
      今まで私は何回も、色々な会場、色々なスタッフから聞かされたことです。

      確かに同じ会場で慣れているカメラマンは安心かもしれません。
      なぜなら、どの方の撮影においても撮る場所やタイミング、撮り方や雰囲気のつかみ方をある程度熟知してるでしょう。
      しかし、逆にポイントが直前に決まっているので、それ以上の場面では撮らない(撮れない)という事もあります。
      ひどくいえば、流れ作業のようになってしまう撮影の仕方を見かけた会場もありました。
      当然、あまりクリエイティブな撮影は出来ません。
      私が以前契約していた会場などは、想定外の写真を撮ると、上司からしかられたりもしました。

      結婚式はライブであり、同じ会場であっても来られるお客さんによって場の雰囲気、盛り上がり方など同じ事は二度とありません。
      スポーツや火事の現場での撮影の経験を何年も以前行ってきた分、
      突然のハプニングにも対処できるような技術力は鍛え上げられてきました。
      逆に、その会場専属のカメラマンでは思いもつかなかったアングルや撮影ポイントで撮ることを常に心がけています。



      去年の10月に撮影した会場では、完成したアルバムを花嫁さんが担当のプラナーさんに見せたところ、「会場のカメラマンよりも、私もこの人に撮ってもらいたい」とぼそっと口にしていたそうです。
      最高の褒め言葉でした。

      さて、それでもやはり私に注文される方にとっては不安もあるでしょうし、
      会場もよく分からない人にスケジュールを乱されたくないという心配もあると思います。
      そのため、結婚式の当日でも会場に早めに行き、一通り下見をしますし、
      必要であれば式の数週間前に会場スタッフとの打ち合わせなども行います。
      英語も出来ますので、結婚式で担当する牧師さんとの会話も問題なく行えますので、ご安心ください。

      緊張感を保ち確実に決めの写真ととらえつつ、常に遊び心や自由な発想で撮影に挑んでいく、それがプロとしての仕事と私はとらえています。

      ご注文に関係なく、式場についての不安やご質問などありましたら、
      お気軽にお問い合わせください。

      ここまで長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

      ブライダルカメラマン - boztsutomu photo

      屋久島へ行く その2

      2008.01.10 Thursday

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        屋久島での旅日記、中編です。

        島に到着して二日目、この日は朝の四時半に起床し、
        五時に山岳ガイドさんと落ち合い、
        一泊での山岳ツアーに参加してきました。

        夏場は大雨、冬場は大雪になることも多く、山道も急斜面が続くので、
        山道になれていない人にとっては危険なこともある、
        そういう話を聞いていたので、ガイドさんを雇うことにしたのですね。

        ご一緒したのは渡辺太郎というガイドさん
        プロフィールなどを読んで、色々と面白そうだったのと、
        1人でのツアー参加可能となっていたので頼みました。
        意外と、多くのガイドさんは二人〜三人以上からしか受け付けないという人が多のですね。

        屋久島には二〇〇人ほどのガイドさんがいるそうです。
        行ったときは冬場、一番観光客が少ない時期なので、あまり人を見かけることが無かったのですが、
        夏になると山は登山客ばかり、富士山のように人での交通渋滞がおこるそうです。
        その位、最近この山は人気があるそうで。



        一泊ツアーということもあり、ガイドさんはすごく沢山の荷物をからっていました。
        この中に二人分・二日分の食事やテントなどもぎっしりと詰まっているのですね。
        フォトグラファーもやたらに撮影によっては荷物が多いのですが、
        こういうガイドさんも、難儀な仕事だなあーなんて思いました。



        途中、何度も鹿を見かけます。
        猿も沢山いるらしいのですが、この日は一匹も見かけませんでした。
        登山客が沢山来るせいもあり、ここの鹿は人慣れしています。
        まるで法隆寺で見かける鹿のようです。



        途中、展望台のような所へ行って見かけた景色。
        まるで日本昔話の様な光景。
        島の割に意外と広いのだなと感じさせます。



        「もののけの森」と名がついた森の中。
        木々にコケが沢山ついて、まるでもののけ姫の舞台のようになっているから、
        この名前がついたそうです。
        だけど、この場所だけでなく、島全体このような感じです。

        島に行くと友人達に伝えると「写真取材のためですか?」と何度か聞かれたのですが、
        今回はあくまでもバケーション。
        なので、どちらかというと、写真を撮るよりも「自然を感じる」ことをメインに置いていました。
        友人に「つとむさんがどんなネイチャー・フォトを撮るのか見てみたい」と期待されたのですが、
        ちょっと今回は写真に力が入っていなかったかも...



        だけど、その分なのか?自然の強さというのを感じ取ることが出来たと思います。
        一枚目は、樹齢三〇〇〇年の杉の切り株の中から撮影した写真。
        中の空洞はテントが張れるくらい広いです。



        枝同士がつながってしまった杉の木。
        それか、どっちかが、どちらかに食い込まれてしまったのかな?



        名前を忘れてしまったけど、杉につたのように巻き付いて自分を支える木。
        たまに締め付けが強すぎて、支えてもらっている方の木を絞め殺しちゃうそうです。
        この写真の木は、多分絞め殺して、支えてもらった方が倒れた後って事らしいです。

        また、続きは後編で。

        boztsutomu photo - ウェディング・フォトグラファー

        屋久島での一日目

        2008.01.07 Monday

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          新年明けましておめでとうございます。

          私は年末年始に福岡まで里帰りをしたついでに、
          三泊で屋久島へ行ってきました。
          今回は撮影の旅というよりも、自然にふれあいたくてのバケーション。
          長々と東京の「コンクリート・ジャングル」で過ごしていると、
          ちょっとのんびりしているところへ行ってみたくなったのですね。

          福岡からは新幹線で鹿児島まで行き、そこから高速線で海を渡ります。
          30日から元日にかけ、雪や大しけのためにフェリーは欠航していたとのこと。
          出発した3日は空も晴れ渡っていたので、いいタイミングで行くことが出来ました。

          屋久島は思っていた以上に広い。
          一周130キロもあり、船着き場から宿泊先まで、
          バスで島を1/3周するのに40分以上もかかりました。

          そのバスですが、東京の都営バスのように「どこまで行っても200円」というのに慣れているとビックリします。
          バス停を2つ通り過ぎるごとに50円位ずつどんどん料金が上がっていくのですね。
          目的地に着いたときには1040円に!
          座席が40人分あるタクシーに乗ったんじゃないか?と思いました。

          宿泊したのは「天然村」という民宿。
          売りが自然食のご飯ということと、
          知り合いが勧めでここに決めました。

          ここではよくライブイベントをしているらしく、
          この日もたまたま新年のコンサートをやっていました。
          参加していたのはいかにも屋久島にいそうな、ヒッピーぽい人達ばかり。
          アメリカ・オレゴンやシアトルでよく見かけた、ナチュラル派、スピリチュアル派というか、
          アースデイで見かけような人達が沢山いました。

          その人達を前に、新興宗教の教祖のような格好をしたおじさんと、
          巫女さんのようなおねーさんが舞踏を披露。
          それに合わせてお客さんも親子で踊っていました。





          暗くなると、民宿の外でファイアーダンスも始まりました。
          正月だし、もうすぐ満月だからそれに関する祈りのダンスなのかなと思っていましたが、
          どうやらただのパフォーマンスのよう。
          だけどこういう物を見れるとは思ってもいなかったので、良い経験でした。





          この日、イベントのために夕食が用意はされていなかったのですが、
          集まってきていた地元の人達の飲み会に紛れ込みました。
          焼酎飲みにとっては結構人気があるという、地元の三岳という焼酎をたしなみ、
          牡蠣フライとかトビウオを塩焼きを頂いたりと、
          相変わらず?の図々しさ発揮の私です。(笑)



          屋久島は驚くべき自然のパワーをあちこちで感じ取れる島。
          そういうスピリチュアルな物を求めて、ここ10年くらいは東京など、
          都会に住んでいた人達の移住が多いそうです。
          今回この民宿で出会った人達も、ほとんどは関東近辺出身の人達でした。

          こういう観光がメインの島では地元民と、本土から移ってきた人達との格差/
          価値観の違いなどで両者がぶつかり合うこともあるのですね。
          そのあたりの話や、二日目のハイキングの話を次回に書く予定です。


          boztsutomu photo - 結婚式写真フォトグラファー

          シンガポール人のカップル in Tokyo

          2007.12.23 Sunday

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            金曜日は6月に結婚式をするカップルの前撮りでした。

            なぜ6月が結婚式なのにこんな早い時期に撮影があったかというと、
            実は今回の2人、シンガポールからわざわざお越し頂いたのです。
            どうやらシンガポールや韓国、台湾などでは結婚式では前撮りが当たり前のようで、
            式を挙げる人達の7割以上は今回のようなロケ撮影をするそうです。
            それを結婚式のDVDで流し、ストーリー仕立てにするのが最近の流行だとか。

            普通はシンガポールや近くの国、マレーシアやインドネシアに行くらしいのですが、
            この2人は何度も来ていて気に入っている、日本での撮影となりました。



            面白かったのは、まずはホテルまでヘアメークさんを呼んでの準備の時。
            グランドハイアットかどこかへ泊まるのかと思いきや、宿泊先は歌舞伎町の東横イン!
            ロビーの人達も突然花嫁さんが出てくるからビックリしていました。
            「このホテルでも結婚式があるのかい?」ってね。






            東京らしい所での撮影を希望ということで、まずは新宿の都庁付近に行きました。
            クリスマス前といえど、まだ働いている人は沢山います。
            都庁前で撮影していたので警備員から何かいわれるかと思いきや、
            職員から「美人なお嫁さんだねー」といわれたり、「おめでとう!」という祝福の嵐でした。





            それからもっと古い日本っぽい所での撮影を希望しているということで、
            靖国神社へと移動しました。
            はじめは明治神宮や新宿御苑を希望していたのですが(近いですし)、
            どちらもドレスを着ての撮影は禁止だとのこと。
            なのでこの場所に決めたのですが、結果的には大正解でした。



            黄色く色づいている銀杏が地面に散らばっていて綺麗でしたので、
            二人に踊ってもらい(笑)、それを空中から撮影!



            この日は飛行機雲を何度も見かけました。
            このときはすでに8個目くらいかな。



            一度はホテルへ戻って着替え、それから今度は丸の内へ。
            クリスマスライトと共に撮影したいとい希望があったので、
            事前にあちこちを調べた結果、東京駅ー有楽町付近が一番写真写りに良いと分かりました。



            再開発地区に立っている巨大クレーンをバックに撮影。
            二人、一日中ノリがよくて、ずっと元気でした!



            9時から6時までと、長ーい撮影でしたが、
            始めて東京中をまわっての撮影でしたし、
            新しい撮影トリックもいくつも使い、とても面白い一日でした。

            結婚式写真フォトグラファー - boztsutomu photo

            井の頭公園でのひととき

            2007.12.20 Thursday

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              数年前上京するとき、たまたまの理由で吉祥寺に住むことになりました。
              しかし、ここを選んで良かったなと最近とても思います。

              渋谷新宿まで行かなくても美味しい店がたくさんありますし、
              買い物も電車に乗らずにほとんど済ませることが出来ます。
              最近ヨドバシも出来て、フォトグラファーにとってはありがたいのですが、
              近すぎでよけいな物まで買ってしまうのがたまに傷ですね(笑)

              さて、この町の魅力の一つといえば、やっぱり井の頭公園。
              この公園の名物「いせや」には行ったことが無いのですが、
              公園にはリラックスしによく訪れます。

              先週末は公園を渡って反対側での仕事があり、その帰りプラプラしていました。

              最初に見かけたのは、ここでは名物になりつつあるブルースを演奏しているおじいさん。



              昔から気になっていたのですが、今回ついに話しかけてみました。
              「舞台裏」で今までのいきさつや音楽観について色々と伺いました。
              昔はタスマニアで活動していた時期もあったそうです。

              中央にかけてある橋を渡っていくと、スペイン人の親子が鳩にえさをやっていました。



              本当はえさを与えるのはいけないのですが、どうしても絵になるので、
              うちも写真を撮ってしまうのですね。
              特にこのときは、鳩が空中で大接近していました。

              休日ということもあり、自転車をこぐ練習をしている親子もあり。



              なつかしい。ああゆうのをやってもらったのは小学一年生のころかなあ。

              ブライダルフォトの撮影 - boztsutomu photo

              beautiful and simple

              2007.12.13 Thursday

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                綺麗に人には無駄な事は必要ない。
                ということで、先日の結婚式でのポートレイトはなるべくシンプルに、
                それでいて花嫁さんの美しさや雰囲気が伝わるような写真をテーマに撮影しました。

                築地市場の近くにある高層ビルの47階での結婚式だったため、
                とても窓から眺める景色も綺麗でした。











                boztsutomu photo - 結婚式写真フォトグラファー

                Mr and Mrs Smily

                2007.12.10 Monday

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                  先週末は新宿近辺での結婚式でした。
                  2人はね、とても笑顔が素敵。撮影していて終始そう思いました。
                  花嫁さんの楽しそうな表情、本当に幸せそうな気持ちがにじみでています。



                  新郎さんの笑顔も素敵でした。
                  なぜだか、彼が入場したとき周りから笑い声が聞こえたのですね。
                  普段と髪型が違ったからなのかな?
                  そんなだから、つられて彼ももっとにっこりしていました。




                  結婚式が終わり、最初のケーキカットのシーンに2人が登場したとき、
                  親戚の人達が手を振ります。
                  皇太子様が来たときのような雰囲気で遠くを眺めています。
                  なんかいいなあと思いました。



                  披露宴がはじまり、ゲストの方達を会場入り口で迎えているところです。
                  1人1人に挨拶しながら皆さんを迎え入れていました。



                  たえず笑い声が絶えない結婚式だったのですがね。
                  やっぱり最後にお父さんは泣いてしまいました。
                  「息子の結婚式も経験したし、泣くことな無いだろう」と前日話されていましたが、
                  娘さんだと違うんでしょうね。



                  「さて、これから2次会だ!」
                  駆け足気味で、でもやっぱり笑顔で結婚式場を後にしていました。

                  boztsutomu photo - 結婚式の写真