シンガポールでの結婚式 その3 ティーセレモニー

2008.07.01 Tuesday

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    シンガポールでの結婚式のエピソード その3です。

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    前回のエピソードでも書きましたが、厳粛さのある日本の結婚式とは違い、華僑の人達は賑やかな事が多いです。でも、結婚式の儀式は至ってシンプル。





    さて、新郎エリックの家族に結婚の挨拶をしに行きました。
    始めに挨拶するのはおばあちゃん。中国では目上の人が一番偉いのです。次に挨拶をするのはご両親です。おばあちゃんは突然の訪問客に驚いていた様子。







    教会や神社で結婚を誓う日本の結婚式と違い、中国式ではティーセレモニーという儀式を行います。親族が年功序列に椅子二人ずつ、代わりがわりに新郎新婦の前に座り、家族との結びつきとしてお茶お交わします。お茶をもらった親族は、お返しとして「紅包(アンパオ)」というご祝儀袋か、金のアクセサリーを渡します。日本の神前式のように物静かに厳粛にというわけではなく、冗談が飛び交ったりと以外と賑やかな儀式です。




    その間にブライズメイド達は一日のスケジュールを確認します。
    介添えもプラナーもいなかった今回の結婚式。
    全ては友人達の計画性にかかっています(笑)






    新郎の家で一息つくと、新婦のセリナはティードレスという、ティーセレモニー用のドレスに着替えます。日本で言う「お色直し」みたいな物ですかね?家族に別れを告げると、セリナの家に逆戻りします。行ったり来たりと、移動が大変な結婚式です。






    Serinaの家に到着。乗った車は新婦の小学校からの幼なじみの軽自動車。車の関税が高いシンガポールは、こんな車でも300万円くらいします。結婚式用のデコレーションは、前日にエリックのお母さんが数時間かけて仕上げてくれました。

    マンションにたどり着くと、ティーセレモニーをこちらの家族でも行い、それからランチタイムです。結婚式の一日はまだまだ続きます。


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    シンガポールでの結婚式2

    2008.06.26 Thursday

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      シンガポールで撮影した結婚式のストーリーその2です。

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      花嫁のセリナさんの準備が整い、ブライズメイド達と歓談しているとき、新郎のエリックさんがたどり着いたとの知らせを受けました。




      新婦側と同じく、エリックさん にも彼の親友が一緒についてきます。彼の幼なじみのベストマン達です。




      セリナさんの自宅へ着いたからといってすぐに彼らは家に入らせてもらえるわけではありません。家への扉は鉄格子で封鎖されています。ここからが中国系の結婚式の面白い部分が始まります(^_^)




      新郎はブライズメイド達が用意したいくつもの試練に通らなければ家には入れてもらえないのです。今回はまず三つの質問をされました。「セリナさんの誕生日は旧暦で何日か?」「セリナさんの親戚のうち、一人だけ彼女を中国名で呼ぶ人がいるけど、それは誰か?」そして、上の写真の用に、「カミソリですね毛を剃ってSerina と書いてみろ」などの質問が出されました。

      このような質問はまだ生やさしい方で、聞いた話ではセリナのマンション全体に響き渡るくらい大声でなぜ彼女を愛しているかを叫ばなければならなかったり、ご近所さん達に挨拶回りをさせられたりさせられることもあるそうです。全ては花嫁をどれだけ愛しているかを彼女の友人達に証明するために。




      全てに正解するとやっとの事でアパートの中に入れてもらえるのですが、まだまだ試練は続きます。今度は家族の用意した鹹味、甘味、 酸味、苦味、辛味の入っている物を食さなければならないという試練。甘い物は問題ないのですが、辛い食べ物にちょっとしたブライズメイド達のいたずらがありました。ワサビがたっぷりと塗ってある煎餅を新郎と友人達5人で残さず食べろという試練が用意してあったのです。エリックの友人達はもう涙目です(>_<)ゞ




      ようやくセリナさんがいる部屋の前までやってきました。ここでまた幾つかの質問が出されます。シンガポールの男は結婚の前から忍耐が必要なようです(^_^)






      Erik が花嫁さんの家にたどり着いて一時間、全てのチャレンジに合格し、よくやく部屋のドアが開けられました。Finally, Finally!! と言いながらも、エリック はとても嬉しそうな様子。ベールアップをし、みんなの前でキスを交わしていました。




      さて、これからserina を連れ、エリックの実家への結婚の挨拶へ向かいます。車まで娘を見送るお父さんはちょっと寂しそうです。



      これからティー・セレモニーという、華僑独特の結婚式儀式へと向かいます。でも続きはまた今度。シンガポールでの一日は長いですラッキー


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      ジューン・ブライド

      2008.06.25 Wednesday

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        巷では毎年、6月というと結婚式シーズンということで話題になります。
        ゼクシーでも創刊15周年を祝っていたのはこの月でしたよね。

        しかしご存じの通り、日本では6月は梅雨のまっただ中。なかなか結婚式(特に屋外で行う)には向いていません。なので、私の所でも6月頃から急に結婚式の依頼は減ります。
        どちらかというと、ゴールデンウィークが入る5月の方が忙しかったですね。二週間で8件の結婚式があったり(^_^;

        ジューン・ブライドの由来に関しては他の結婚式カメラマンのブログでも紹介されていることですし、あえて書かないことに(笑)

        この季節は結婚式を撮影している者にとっても毎週末が心配でなりません。せっかく野外結婚式や撮影を期待していたのに、それがだめになってしまうと、多少花嫁さんも落ち込んでしまうので...



        先日撮影した結婚式は運良く、雨の日に囲まれていたにもかかわらず、当日だけは「曇り時々晴れ」になりました。この季節は曇りのほうが写真を撮る方にしてはちょうど良い天候ではあります。

        晴れると暑くなる分、厚着をしている新郎さんは汗だくになりがちですし、真っ昼間の光は真上から当たるので、あまり見た目もよくありません。そういう意味で、この日はまさしく「ちょうどいい」天候でした(^_^)



        最近ブーケトスの後に「ブロッコリートス」が行われることが多いです。
        昔は新郎さんには「ガータートス」という、新婦さんのドレスからガーターベルトを外して飛ばすって事も見かけたりはしましたが、最近はほとんどありません。
        日本だと「花嫁さんのガーターをみんなの前で外すなんて!」と親族の方達が引いちゃうという理由もあるのかもしれません。



        歌を披露しているのは新婦の友人。結婚式でもゴスペルグループを引き連れていました。
        カリフォルニア出身なので、二人に半場強引に?ファーストダンスを踊らせます。米国留学の経験もある花嫁さんですが、ちょっと恥ずかしそうな様子。



        こちらは披露宴が終わって二人が退場し、会場ではエンドロールが流れているとき。感嘆の声が聞こえてきて、中の様子が気になる二人はドアをちょっとだけ開けて、様子を眺めていました。その様子がちょっとかわいいので、数枚撮っておきました。

        boztsutomu photo - 結婚式カメラマン

        シンガポールの結婚式 その1

        2008.06.23 Monday

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          2008年の6月中頃、結婚式の撮影を頼まれて、はるばるシンガポールにまで行ってきました。今回の二人は、去年の12月に日本までロケーションフォトを撮りに来てくれたセリナとエリック。その時の写真がとても気に入ったので、二人の結婚式もお願いしますという運びになりました。

          向こうで撮影した結婚式の様子をブログで6回に分けて書いてみました。日本ではあり得ないような余興やなどもたっぷりで、文化が違うと結婚式もこんなに違うのだと、驚きが多い出張でした。



          シンガポールの結婚式は新婦さんの自宅から始まります。この日はメークさんを朝の6時過ぎ呼んでのスタートです。彼女が変化していく様子を時々、家族やいとこが見に来ます。こういうところ、地方での結婚式を思い出します。福岡の田舎での結婚式も、花嫁さんが着付けをしている間に親戚達は朝から宴会をしていましたからね。



          こちらは新婦の姪っ子さん。この日は朝早くから一緒に参加していて、とても眠そうにセリナさんのメークの出来上がる様子を見ていました。





          面白かったのが、セリナの甥っ子。香港映画(キョンシーとか)に出てきそうな、よく喋るひょうきんな男の子です。一日中落ち着きがありませんでした。




          記念撮影シーン。確かカメラを持っているのは新郎のお母さんです。
          カメラの構え方がちょっと面白いです。

          シンガポールでは、米国のようにブライズメイドベストマンが結婚式に参加します。海外では介添えさんという概念が無いため、友人達が花嫁さんの身の回りのお世話をするわけです。小学校からの友人である左の子は、常に花嫁さんに付き添って、髪型やドレスの乱れチェック、結婚式の進行やイベント管理まで行っていました。

          メークが終わると、中国系の結婚式独特の結婚式、ティー・セレモニーの儀式が始まります。日本の結婚式と違ってとてもユニークなイベントだったのですが、くわしくは次に書くとします。


          その2へ続く→

          シンガポールの結婚式へ行ってきます

          2008.06.11 Wednesday

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            明日(木曜日から)一週間ほどメールのご返事が遅くなる可能性があります。
            シンガポールへの出張へ行くためです。
            お急ぎでのご返事が必要な方へはご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
            メールを頂いてから3日以内にはご返事出来るようにする予定です。

            去年の12月、シンガポールのカップルが私のHPを見つけて、
            東京でのロケーションフォトを依頼しました。
            その時の撮影については以前のエントリーに書いてあります。

            その二人が、今回結婚式を挙げることになりました。
            おめでとうございます拍手
            そしてなんと、前回の写真を気に入ったので、
            シンガポールにまで結婚式の撮影もすることになりました。
            現地の彼らの友人カメラマンと二人での撮影となります。

            わざわざシンガポールから呼んでいただけるなんてとても光栄です。
            式は200人以上が参加する大規模な物で、中国とマレーシアのテーストが混ざり合った物になるそうです。
            正直どういう物になるのか全く想像できないのですがね...
            帰国次第写真をこちらにはアップする予定です。

            boztsutomu photo - ウェディング・フォトグラファー




            結婚式 = レインボーブリッジをバックに

            2008.05.31 Saturday

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              木曜日、平日ではありますが結婚式の撮影に行ってきました。

              会場はゴールデンウィークにも撮影で行った、竹芝にあるコンチネンタルホテル。
              披露宴の前に一時間ほど撮影時間を頂いていたので、本当は桟橋など、屋外での撮影を考えていたのですが、この日はあいにくの雨。
              そのため、会場に約束したよりも45分ほど早めに行き、ホテル内やその周辺、雨に濡れずに撮影できる場所を探していました。

              まずはチャペルに行く通路、広場のライティングが綺麗だったので一枚。新郎さんはちょっと固い感じだったのですが、その方が彼らしかったので、あえて崩さずにそれをそのままで撮影。



              そしてそのすぐ横の部分でもう一枚。ここはあえて、新郎さんはシャドーになってもらいます。雰囲気重視ね。ほそーい体型のお嫁さんと、格闘家か?と思わせるようながたいと坊主頭が印象的な旦那さん。ポパイとオリーブを思い出した(^_^)



              会場中を事前に歩き回り、唯一海が見えつつも雨に濡れない場所だったのがここ。
              そんな場所でプロポーズの瞬間っぽく撮ったのがこれ。



              そこから中に入ったところ。ここはレストラン街なのですが、撮り方次第でなんとなく、宇宙基地ぽい?というか、本当とは違う印象に。



              ホテルのロビー。この絨毯をバックに二階部分から撮影したかったのですが、ぎりぎり頭が隠れてしまう。なのでやったのがエスカレーターで下りながらの撮影。なかなかうまくいかず、3周しました。我慢強く待ったいただいた二人、ありがとうございます(^_^)
              私の写真は斜めに傾いているアングルが多いけどなぜ?とよく聞かれるのですけど、特に理由は... タダ単にひねくれているから?



              ちょっと時を置いて披露宴の後、辺りも暗くなった頃雨もやんだので、改めて桟橋での撮影を行いました。二人の時間もあまりなかったので、レインボーブリッジをバックにだけ撮影。フォーカスは暗くて全く合わないし、橋もちゃんと写真に入れようとするとシャッタースピードは1/4秒という超スロー!息を殺して撮影し、なんとかぶれていない瞬間を捕らえました。



              boztsutomu photo - 結婚式写真の撮影・ウェディングアルバム

              ウェディング・モーメント

              2008.05.28 Wednesday

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                先週の結婚式から



                いきなり新郎さん、寝ています(^_^)
                初めは新婦さんへ話しかけたり、親戚の方々への挨拶などをしていたのですが、
                2時間メークを待っている間に緊張度が増してきたのか、
                「とりあえず眠ってごまかす」と話していました。



                結婚式の後、見事にブーケをゲットしたのは左の彼女。
                花嫁さんといい、彼女の友人達といい、皆さん表情豊かでしかも賑やか。
                ブーケを投げた瞬間や花嫁が入場した瞬間、
                「きゃー!」って奇声が響き渡っていましたニコニコ



                入場を待ちかまえている二人を遠くからキャッチ。
                最近はこういうストーカーチック?な写真も狙うようになりました。
                近寄るだけでなく、二人だけの空間を距離を離して見つめます。



                披露宴の余興の最中。
                新婦の友人達による歌を披露し終わったとたんにクラッカー炸裂。
                むちゃんこ驚いている新婦さんと、意外と冷静な新郎さんのコントラストが面白い。



                披露宴の最後、退場シーンでみんなに別れの?手を振る二人。

                先日Mixiニュースに「披露宴でして欲しくない余興ランキング」なる事が書いてありました。ああいうことを論議する自体、意味がないと思う。お祝いの場なのですから。
                結婚式ってね、楽しいんだよ(^_^)

                boztsutomu photo - 結婚式カメラマン

                カリフォルニアの結婚式

                2008.05.24 Saturday

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                  去年の10月、カリフォルニア州のロスガトスで結婚式の撮影をしました。
                  その後写真を編集し、音楽付きのスライドショーとしてウェブサイトに載せていたのですが、最近シアトルのスライドショーのように、ナレーション式、説明付きで写真を一枚ずつ見てみたいというご要望を色々な方から頂きました。

                  そこで先日、数時間をかけて作り替えてみました。
                  すでに半年以上前のことになりますが、
                  このように改めて写真に添える文章を考えると、
                  撮影したときの事を楽しさを色々と思い出しました。
                  この結婚式が行われたロスガトスやサンノゼは私が5年間住んでいたので、
                  ちょっと昔のことが懐かしくもなりましたしね。

                  つい3年前までは生意気な米国かぶれの青年だったのですけどね。
                  自分も生活も、ここ数年でころっと変化した気がします。

                  スライドショーはこちらからご覧ください:

                  http://www.boztsutomu.net/wedding/Gallery/LosGatos/index.html



                  boztsutomu photo - ウェディング・フォトグラファー

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