シンガポールでの結婚式 その4 披露宴へ

2008.07.04 Friday

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    シンガポールでの結婚式 その4です。

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    セリナさんの家でのセレモニーも終わり、アパートを出発します。
    でもその前に、結婚式の企画を手伝ってくれて、盛り上げてくれてもいる友人達と共に写真を一枚。





    セリナさんのアパートを出発したのは1時過ぎ。披露宴会場に向かうのは6時過ぎなので、それまではホテルで一休みです。滞在先はコンラットホテル。ここは二人にとっても思い出の場所。エリックがプロポーズをした場所でもあります。その日はセリナの職場に101本のバラを贈ったと話していました(^_^)




    この日は朝6時過ぎから結婚式の準備をしたりで大忙し。しかも外は36度の亜熱帯のような暑さ。部屋に着いたとたんにシャワーを浴び、エリックはぐったりとしてベッドに寝ころんでしまいました。





    数時間後、セリナの友人とメークさんがやってきました。エリックが会場の準備に取りかかっている間、セリナは「お色直し」を行います。これでこの日のイメチェンは3回目!




    着替えたのはこの日の最初に来たウェディング・ドレス。だけど髪型など、多少イメージを午前中とは変化させてあります。これから中華料理のレストランでの披露宴へ向かいます。




    ヨーロッパや米国のように、シンガポールでも正式な結婚式や結婚証明は役所で行います。披露宴が始まる前、市役所の婚姻係に来てもらい、署名式を行いました。




    誓いのキスのタイミングに合わせて、新婦の姪達がクラッカーを鳴らす準備をします。だけどタダのクラッカーでは無いのです、チャイニーズスタイルは(>_<)ゞバズーカー砲みたいなクラッカーが登場します。




    キスシーンの直後に出てきたクラッカーの嵐がこちら。正直最初はとまどいました。こんな大きなド派手な紙吹雪が飛び散るとは想像していませんでしたから。




    結婚証明書の周りも、クラッカーから出てきた紙吹雪のおかげでこのような感じに。この後披露宴会場でも同じクラッカーが発射されたのですが、辺りは散らかりまくりです(笑)




    さて、これから披露宴が始まるのですが、直ぐにスタートという訳にはいきません。なぜなら、呼ばれたゲストの7割方は最低一時間遅れてくるからです。華人が催す宴会のホストは寛大で無ければいけないそうです。そのため、たとえ遅れても「来てくれてありがとう」と快く迎え入れることが大切で、招待された方もそれに応えて?時間通りに来ることがありません。

    だからフラワーガールズは待ちくたびれていた様子...





    7時半に始まる予定だった披露宴、9時になってようやく準備が整ったようです。
    ここからがパーティーのスタートです。


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    シンガポールでの結婚式 その3 ティーセレモニー

    2008.07.01 Tuesday

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      シンガポールでの結婚式のエピソード その3です。

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      前回のエピソードでも書きましたが、厳粛さのある日本の結婚式とは違い、華僑の人達は賑やかな事が多いです。でも、結婚式の儀式は至ってシンプル。





      さて、新郎エリックの家族に結婚の挨拶をしに行きました。
      始めに挨拶するのはおばあちゃん。中国では目上の人が一番偉いのです。次に挨拶をするのはご両親です。おばあちゃんは突然の訪問客に驚いていた様子。







      教会や神社で結婚を誓う日本の結婚式と違い、中国式ではティーセレモニーという儀式を行います。親族が年功序列に椅子二人ずつ、代わりがわりに新郎新婦の前に座り、家族との結びつきとしてお茶お交わします。お茶をもらった親族は、お返しとして「紅包(アンパオ)」というご祝儀袋か、金のアクセサリーを渡します。日本の神前式のように物静かに厳粛にというわけではなく、冗談が飛び交ったりと以外と賑やかな儀式です。




      その間にブライズメイド達は一日のスケジュールを確認します。
      介添えもプラナーもいなかった今回の結婚式。
      全ては友人達の計画性にかかっています(笑)






      新郎の家で一息つくと、新婦のセリナはティードレスという、ティーセレモニー用のドレスに着替えます。日本で言う「お色直し」みたいな物ですかね?家族に別れを告げると、セリナの家に逆戻りします。行ったり来たりと、移動が大変な結婚式です。






      Serinaの家に到着。乗った車は新婦の小学校からの幼なじみの軽自動車。車の関税が高いシンガポールは、こんな車でも300万円くらいします。結婚式用のデコレーションは、前日にエリックのお母さんが数時間かけて仕上げてくれました。

      マンションにたどり着くと、ティーセレモニーをこちらの家族でも行い、それからランチタイムです。結婚式の一日はまだまだ続きます。


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      シンガポールでの結婚式2

      2008.06.26 Thursday

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        シンガポールで撮影した結婚式のストーリーその2です。

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        花嫁のセリナさんの準備が整い、ブライズメイド達と歓談しているとき、新郎のエリックさんがたどり着いたとの知らせを受けました。




        新婦側と同じく、エリックさん にも彼の親友が一緒についてきます。彼の幼なじみのベストマン達です。




        セリナさんの自宅へ着いたからといってすぐに彼らは家に入らせてもらえるわけではありません。家への扉は鉄格子で封鎖されています。ここからが中国系の結婚式の面白い部分が始まります(^_^)




        新郎はブライズメイド達が用意したいくつもの試練に通らなければ家には入れてもらえないのです。今回はまず三つの質問をされました。「セリナさんの誕生日は旧暦で何日か?」「セリナさんの親戚のうち、一人だけ彼女を中国名で呼ぶ人がいるけど、それは誰か?」そして、上の写真の用に、「カミソリですね毛を剃ってSerina と書いてみろ」などの質問が出されました。

        このような質問はまだ生やさしい方で、聞いた話ではセリナのマンション全体に響き渡るくらい大声でなぜ彼女を愛しているかを叫ばなければならなかったり、ご近所さん達に挨拶回りをさせられたりさせられることもあるそうです。全ては花嫁をどれだけ愛しているかを彼女の友人達に証明するために。




        全てに正解するとやっとの事でアパートの中に入れてもらえるのですが、まだまだ試練は続きます。今度は家族の用意した鹹味、甘味、 酸味、苦味、辛味の入っている物を食さなければならないという試練。甘い物は問題ないのですが、辛い食べ物にちょっとしたブライズメイド達のいたずらがありました。ワサビがたっぷりと塗ってある煎餅を新郎と友人達5人で残さず食べろという試練が用意してあったのです。エリックの友人達はもう涙目です(>_<)ゞ




        ようやくセリナさんがいる部屋の前までやってきました。ここでまた幾つかの質問が出されます。シンガポールの男は結婚の前から忍耐が必要なようです(^_^)






        Erik が花嫁さんの家にたどり着いて一時間、全てのチャレンジに合格し、よくやく部屋のドアが開けられました。Finally, Finally!! と言いながらも、エリック はとても嬉しそうな様子。ベールアップをし、みんなの前でキスを交わしていました。




        さて、これからserina を連れ、エリックの実家への結婚の挨拶へ向かいます。車まで娘を見送るお父さんはちょっと寂しそうです。



        これからティー・セレモニーという、華僑独特の結婚式儀式へと向かいます。でも続きはまた今度。シンガポールでの一日は長いですラッキー


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        シンガポールの結婚式 その1

        2008.06.23 Monday

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          2008年の6月中頃、結婚式の撮影を頼まれて、はるばるシンガポールにまで行ってきました。今回の二人は、去年の12月に日本までロケーションフォトを撮りに来てくれたセリナとエリック。その時の写真がとても気に入ったので、二人の結婚式もお願いしますという運びになりました。

          向こうで撮影した結婚式の様子をブログで6回に分けて書いてみました。日本ではあり得ないような余興やなどもたっぷりで、文化が違うと結婚式もこんなに違うのだと、驚きが多い出張でした。



          シンガポールの結婚式は新婦さんの自宅から始まります。この日はメークさんを朝の6時過ぎ呼んでのスタートです。彼女が変化していく様子を時々、家族やいとこが見に来ます。こういうところ、地方での結婚式を思い出します。福岡の田舎での結婚式も、花嫁さんが着付けをしている間に親戚達は朝から宴会をしていましたからね。



          こちらは新婦の姪っ子さん。この日は朝早くから一緒に参加していて、とても眠そうにセリナさんのメークの出来上がる様子を見ていました。





          面白かったのが、セリナの甥っ子。香港映画(キョンシーとか)に出てきそうな、よく喋るひょうきんな男の子です。一日中落ち着きがありませんでした。




          記念撮影シーン。確かカメラを持っているのは新郎のお母さんです。
          カメラの構え方がちょっと面白いです。

          シンガポールでは、米国のようにブライズメイドベストマンが結婚式に参加します。海外では介添えさんという概念が無いため、友人達が花嫁さんの身の回りのお世話をするわけです。小学校からの友人である左の子は、常に花嫁さんに付き添って、髪型やドレスの乱れチェック、結婚式の進行やイベント管理まで行っていました。

          メークが終わると、中国系の結婚式独特の結婚式、ティー・セレモニーの儀式が始まります。日本の結婚式と違ってとてもユニークなイベントだったのですが、くわしくは次に書くとします。


          その2へ続く→

          六本木での2次会

          2008.05.09 Friday

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            ゴールデンウィークの中頃、六本木での2次会撮影をしてきました。

            会場はHoney's Garden という、普段はレストランをやっている場所。
            表参道周辺でもクラブのようなレストランでの結婚式を何度か撮影したことがありますが、
            普段外食といえば吉祥寺の居酒屋ばかりの私なので、
            こういう雰囲気の場所にいくとただただ「へえー、かっこいい場所で食事する人もいるんだなー」と思っちゃうのでした。





            この会場で式を挙げられたのはこの二人。
            ドレスが会場の雰囲気にとってもマッチングしていてました。



            パーティーは初めからノリノリ。多分テキーラ?らしき物をみんなに配って一気のみ大会。
            なんかすごい盛り上がりようで、まるで大学のコンパにでも来たような雰囲気でした。





            でも最後に幹事達が作ったお祝いDVDで二人の両親からのメッセージが始まると、
            みんなしーん黙ってとして聞き入っていました。
            女性陣は皆さん涙を流していましたし。



            boztsutomu photo - 結婚式カメラマン

            松本での花見

            2008.04.20 Sunday

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              先週の火曜日から突然松本にまで花見をしに行ってきました。
              お誘いは名古屋の結婚式カメラマンから。
              同じ同業者として土日は忙しいし、4月の頭は桜と一緒に撮影して欲しいというリクエストのお客さんが多いだろうから、ということで松本になりました。





              これ、一応?各地からの結婚式カメラマンの集まりでした。
              最初の写真に載っている二人は左が千葉で、右が名古屋を拠点にしている人。右の三澤さんという方は牛乳瓶のふたみたいな眼鏡をしていて、初めてあった人は??って顔をしますが、多くの人が思うに、日本で一番上手い結婚式写真を撮る人。
              二番目はその元お弟子さん(最近独立した)とその嫁さん。
              その他地元の結婚式カメラマンも交えてわいわいとやっていました。

              花見はBBQをしながらやりました。
              三澤さんが先日のBBQで使い切れなかった肉を大量に持ってきたので、
              肉だけの食事に(>_<)ゞただひたすら豚だけ食べたってのは米国以来でした。
              過ぎの日さすがに胃腸がやられたのか、ソルマックのお世話になりました。



              次の日、地元で結婚式写真をやっている吉田さんに連れられて温泉に。
              3枚目はその時の写真。遠くまで景色が見渡せる、よい露天風呂でした。

              肝心の桜は?これは珍しくフィルムのカメラで撮影したので、
              スキャンしたらまた後ほどお見せしますね。

              boztsutomu photo - 結婚式写真のカメラマン

              名刺の写真について

              2008.04.18 Friday

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                よく名刺交換をするとき、表部分に載っている写真が素敵というお言葉を頂きます。
                そして次に言われる事が、「これは南米に取材に行ったときに撮影した、ネイティブアメリカンの写真ですか?」との質問です。

                実はこの写真、そんなにたいそうなシチュエーションで撮影した物ではありません。場所はオレゴン州のキヤノンビーチという所です。そう、よく指摘されるような砂漠ではなく、ここは海岸なのですね。とっても広い砂浜が広がっている場所です。
                お祈りしているような少女は実はカリフォルニア州からの旅行者で、ペルー人辺りが来てそうなポンチョに見えるこの服装も、実はwall mart という安売りスーパーで購入したバスタオル。海水浴を終えてお母さんが来るのを待っています。

                ここまで説明すると、半分くらいの人は「なーんだ、がっかり」となりますけど、
                残り半分の人は「それでもこれは、すばらしい写真だ」と言ってくれます。

                この写真、カリフォルニアの新聞社で働いていたときに、オレゴン州の旅行特集の一環として撮影しました。初めはそんなに良い写真を撮ったと思っていなくて、この写真も編集段階では記事にはボツかなとくらいに考えていました。それがうちの編集長が「悪いけど、この写真は君が今まで撮ってきた写真と比べものにならんくらいよいよ。」とのお褒めの言葉。その後も色々な方から賞賛の言葉をいただき、いつの間にか自分の代表作になっていました。

                ちょうど構図や絵的にもシンプルで文字が書きやすかったので名刺の表紙にしたのですが、この写真の印象で私のことを覚えてくれた方も沢山今までいました。この写真がきっかけて長くお付き合いさせていただいている人もいるかもしれません。

                たまたま気分転換で寄った場所で、運良くちょうど良い距離にちょうど良いレンズを持っていたときに遭遇したこの被写体。たった10秒あまりしかこの場所に立っていなかった時に捕らえることができたこの少女に、今更ながらかもしれないですけど感謝です。

                boztsutomu photo - 結婚式カメラマン

                ラッパーなポートレイト

                2008.04.09 Wednesday

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                  先日は日本にある英語雑誌の仕事で、日本に来る黒人ミュージシャンのプロモーションをやっている会社の社長の取材をしてきました。
                  彼は横浜に住んでいるのですが、東京での仕事があるときには六本木の高級ウィークリーマンションに泊まることもあるとかで、今回はそこの30階くらいの部屋での撮影でした。

                  まずは夕陽の中、東京中が見渡せる窓際での撮影をしましたが、個人的に好きなのはこの写真。最初の数枚は社長らしいきちっとした格好でしたが、一度着替えて、ブリンブリンな格好で撮影してみたいという本人の希望で、ラップのジャケット風な写真を作ってみました。
                  この人、40はゆうに過ぎていると話していましたが、特にこのような格好をするととても若く見えます。米国に長くいましたけど、未だに黒人の方達の年齢はぱっとみただけでは全然分かりません。

                  ところでこの写真、うちの編集長に見せたら「これってお前がひげはやしてポーズ撮っただけやん」とか言われました。そんなに私に似ているとは思わないのですけどね...



                  boztsutomu photo - ウェディング・フォトグラファー

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